昨日発売だったらしいです。
明日だと思って油断してたらフェイント食らった(T_T)
慌てて今朝出勤途中に本屋で購入。
パロへの長い道—グイン・サーガ 108 栗本 薫 早川書房 2006-06-07 by G-Tools |
表紙は豹頭おぢさんです。
恒例の英語タイトルは
THE PATH TO PERPETUAL PARROS
直訳すると「永久なるパロへの道」…かな?
しかし、この場合「永久なる」は「パロ」にかかる気がするので、
ちょっぴりタイトルと違うような気も…
まあ、あまり深く気にしないことにしましょう(^^;)
今回も本編はろくに進まず。
1日の出来事に1冊かけてるってのもあるけど、
今回のお話はちょっぴし外伝ちっくだったので余計に本筋の展開が遅いです。
んー、そうだなぁ。
匂いで言うと、外伝の「時の封土」+「蜃気楼の少女」っぽい。
なのに、何故これが本編になるのか不思議。
一応ラストでゴーラの国境を越えてクムに到着したけど、
本編らしいところってそれだけのような気が(笑)
ということで、あまりに外伝的で主なトピックがない、というか、
ネタバレしてしまうと(本編のくせに)外伝的楽しみができなくなるので、
今回もネタバレはお休みです。
まあ、強いて言えば一瞬懐かしいシーンがチラッと出てきて、
「豹頭おぢさん、トーラスのオロの事を思い出すのか?」
と思ったのは私だけじゃないはず(笑)
#当然思い出すわきゃないんですけどね(しくしく)
ところで、第四話の4節でようやくクムに入ったグイン達一行。
街中はリギアとマリウス(特にマリウス)大活躍。
一方街中ではまったく役立たずの豹頭おぢさんといえば…
異形が目立つからってんでスッポリマントをかぶってみれば、
今度はガタイが目を引いちゃって。
いきなりお役人に見咎められて、危ういところをマリウス君の舌先三寸に救われてます。
ほんとーに、あの豹頭は隠密行動には不向きだ(笑)
#この辺はなんとなーく「紅蓮の島」あたりにかぶるような気が…
まあそこら辺でもいろいろあるわけですが、ちょっと割愛。
ラストシーンは宿屋の扉をたたく音と「ここをあけろ!」ですよ(笑)
#109巻の冒頭はスネークマンショーに・・・なるわきゃないな(^^;)
まあ、なんにせよ107、108巻でまったりしちゃった空気も、
次から少しはペースアップをしてくれるらしい。
そんなこんなでちょっぴり期待な109巻は8月発売ナリ。
待て、次号。
【関連書籍】
時の封土—グイン・サーガ外伝(5) 栗本 薫 by G-Tools |
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