グイン・サーガ127巻「遠いうねり」

予定通り出てました・・・(涙)
しばらくグインはサボってましたが、
やっぱり、ここは書かないといけないだろうなと。

4150309574 遠いうねり (ハヤカワ文庫 JA ク 1-127)
栗本 薫
早川書房 2009-06-10

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今日の時点ではまだ画像がないですが、
表紙は多分ヨナとスカール。
英語タイトルは

THE SINISTER SURGE

ということで、直訳は「不吉な大波」らしい。
…大波が作者までさらっていっちまったよ(泣)

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グインの出版は129巻まで…130巻は途中で絶筆(泣)

先週栗本薫がお亡くなりになってしまって、
グインがドコまで出るのか気になっていたわけですが…
ここまでらしいです。

 膵臓(すいぞう)がんのため26日に56歳で亡くなった作家の栗本薫さんが、一作家が書いた小説では世界最長とも言われる代表作「グイン・サーガ」(早川書房刊、本編126巻)を130巻途中まで執筆していたことが分かった。

ハヤカワ的には、129巻までは刊行、
130巻は途中までの原稿を公表したい意向らしい。
この記事に書かれている、
最後まで原稿を書こうとしていた栗本氏の様子が、
ものすごく切ない…

グ、グインまで

アニメ化ですとぉぉぉぉぉ????
いやまあ、舞台あったし(グインはいないけど)、コミック版とか既にあるから、
いいっちゃいいんですが…
GUIN SAGA – グイン・サーガ
サイトにはまだトップページしかありませんな。
ちらっと見えるグインは・・・いやん、タイガーマスク(しかも初期)っぽい・・・(^^;)
2009年春にテレビアニメ化ですか、そうですか…
銀英伝みたくOVA展開からスタートってんならともかく、
テレビだとしたら、まー原作忠実はほぼ無理でしょうな。

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グイン・サーガ120巻 「旅立つマリニア」

何か忘れてると思ったら、4月の購入予定本を書いてなかった(^^;)
でも、今月はグインだけなので、まあいいか…

さて、予定通り発売されたグイン120巻「旅立つマリニア」です。

英語タイトルは

A DEVOTIONAL DAME

excite翻訳では「祈祷の主婦」っていうすごーくウツクシクない翻訳が出てきました(爆)
「祈祷の」はまだしも「主婦」ってストレートに言っちゃうのは、
ちょっと小説タイトルには似つかわしくありませんな(^^;)

ま、それはそれとして。

まだアマゾンには出てきてませんが、最近どうも表紙がネタバレになってることが多いのが気になります。
丹野さん(現在のイラストレーター)、もう少し表紙イラスト選んでくれんものかねぇ。

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グイン・サーガ119巻「ランドックの刻印」

木曜日の段階でフライングゲット&読了。
作者が病中なのでどこまで毒を吐いていいのか、ちと悩み気味だったりして…

はい、そんなこんなのグイン119巻です。
作者が年末に大病(下部胆管癌)で入院してしまったため、
原稿ストックは通常なら6月に刊行される予定の121巻分までしかないそうな。

作者様、現在は無事手術が終わって退院されているそうですが、
やっぱり当分原稿は書けないよなぁ…
#あの人は逆に書いてないと死んじゃいそうだけど…

さて、それはさて置き英語タイトル

RADICATED BY RANDOCH

ランドック、タイトルに初お目見えです。
そーか、こんなスペルだったのか…

直訳すると…なんだ?
本編読むと、「ランドックに植えつけられた○○」とか言いたくなるんだけど(汗)
まあ、ここはランドックの刻印のままでもよさそうです。

さて、ネタバレなんですけどねぇ。
どうしようかな、上でも書いた通り栗本薫が大病で加療中なので、
あんまり毒吐くのもどうかな、と思わないでもないけど…
ま、いいや、どーせ大した毒でもないし、いつも通り行きますか。

ということで、今回なんですが。
久々にハゾスだのトールだのゼノンだのディモスだのが出てきて、
グインとご対面が果たされて、「これで話が大きく動くのか?」とちょびっと期待。

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グイン・サーガ118巻「クリスタルの再会」

出た。買った。読んだ。
…さすがに月刊グインだと、いい加減記事書くのに疲れてきます(^^;)

なお、今回の英語タイトルですが…なんて訳すんだ? これ。
CONVENTICLES IN CRYSTALBY
IN CRYSTALBYってのはまあ、クリスタル周辺の、とかになるんだろうけど、
CONVENTICLESが…

conventicleの複数形。(英国 16‐17 世紀の非国教徒またはスコットランド長老派の)秘密集会

Yahoo!辞書 – conventicle

うーん…クリスタル周辺の密会とかか?
なんかえらく本文の中身とニュアンスが違う感じだなぁ。。。
誰か、翻訳お願いします。
エキサイト翻訳、なんかしんないけど今(21:44現在)動かないので。
では、いつものごとく、以下、ネタバレで。

今までのタイスでの停滞が嘘のような話の進みっぷり。
117でタイスを出たかと思ったら、今回でもうパロ着いたよ(爆)
絶対リンダはちょびっとだけしか出ないと思ってたら、もう2章からガンガン出てきてるし(笑)
今回のトピックをまたサザエさん風に(笑)

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グイン・サーガ117巻「暁の脱出」

ライブが終わってようやく書ける(笑)
とっくの昔(発売日前日)に読み終わってたんだけどね(汗)
そろそろ書かないともう12月で118が発売になっちゃうから…

はい、ということで月刊グインの2回目は117巻「暁の脱出」。
表紙は、羽があるけど多分マーロールだと思われます。
なんせ今回大活躍だし、一応死の大天使(ってサン・ジュストかよ)だし。

今回の英語タイトルは
THE DEPARTURE AT DAWN
直訳で暁の出発…うーん、なんのヒネリも面白みも無いなぁ。
116巻の某格ゲーみたいな英語タイトルの方がいっそすがすがしくてよかったな(笑)

と、それはさておき。
ネタバレコーナー行きます。

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グイン・サーガ116巻 「闘鬼」

明日発売予定ですが、本日フライングゲット。
23:49現在、まだAmazonにも楽天ブックスにも出てません(^^;)

表紙は某モビルスーツな人です。

で、英語タイトルですが…
THE FINAL FIGHT
…CA○CO○のアーケードゲームかよっ!
ストレートすぎて直訳する気も起こらんわ(笑)

毎度おなじみネタバレですが、
今回はあんまりネタバレすることがないのよね、正直なところ。
一応軽くつまんでみますが…

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グイン・サーガ115巻 「水神の祭り」

発売から一ヶ月たっちゃいました、
グインの115巻「水神の祭り」ネタです。
発売日には買ってたんだけどねー、
どうも最近のグインは話が進まなくて記事を書く気力が…

表紙はどうもリギアらしいです。
 #クムの剣闘士はユラニアの女ゴリラこと故・ネリイ公女()みたいなのしかおらんそうな

英語タイトルは
SARPENTINE SPREE
直訳は「蛇の馬鹿騒ぎ」かな。
口絵もどうみても長崎の蛇踊りだしなぁ…

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グイン・サーガ外伝21巻 鏡の国の戦士

へこんでいても記事は書く。書くのだ。
さて、グイン外伝21巻、久々豹頭おじさんの登場です。

4150308942 鏡の国の戦士 (ハヤカワ文庫 JA ク 2-22 グイン・サーガ外伝 21)
栗本 薫
早川書房 2007-07

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タイトルだけ見ると某水○良のリ○イシリーズみたいですな(笑)
あれは戦士じゃなくて魔法剣士だけど、
「○の国の○○」っていう名前付け法則が…
あ、ちなみに英語タイトルは
THE WARRIOR IN WONDERLAND

…不思議の国の…ってアリスかよ!
まあ、邦題も「鏡の国の〜」だしなぁ、どう考えてもアリスだよなぁ。
これでアリスを連想したヒトには、微妙にネタバレてる気が(笑)
ところで、今回は時系列でつながった三本立ての短編集です。

  • 蛟ヶ池…2004年 グイン・サーガ・オフィシャルナビゲーションブック
  • 闇の女王…2005年 SFマガジン
  • ユリディスの鏡…書き下ろし

今回、「蛟ヶ池」と「ユリディスの鏡」はほぼいつも通りの体裁(4〜6章構成で章タイトルなし)ですが、
珍しく「闇の女王」は各章にタイトルがついています。
しかも、ファンタジーもの(というか中国ものかな)によくありがちな、
「○○をし、▲▲すること」みたいな感じの章タイトル。
これは今までのグインではなかったので、とても珍しいかな。
やっぱSFマガジン掲載だからちょっと変えてみたのかな?
さて、ではネタバレ行きます(今までのはネタバレではありません、ネタフリです(笑))

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