何か忘れてると思ったら、4月の購入予定本を書いてなかった(^^;)
でも、今月はグインだけなので、まあいいか…
さて、予定通り発売されたグイン120巻「旅立つマリニア」です。
英語タイトルは
A DEVOTIONAL DAME
excite翻訳では「祈祷の主婦」っていうすごーくウツクシクない翻訳が出てきました(爆)
「祈祷の」はまだしも「主婦」ってストレートに言っちゃうのは、
ちょっと小説タイトルには似つかわしくありませんな(^^;)
ま、それはそれとして。
まだアマゾンには出てきてませんが、最近どうも表紙がネタバレになってることが多いのが気になります。
丹野さん(現在のイラストレーター)、もう少し表紙イラスト選んでくれんものかねぇ。
ちょっと前回の衝撃(笑)の展開のおかげで、今回あんまりネタバレする気力がないんですが…
まあ、軽くトピックだけ上げてみると、
- フロリー親子、ヤガへ
- グインとスーティの別れ
- ミロクの足音
な感じ?
ま、フロリーが旅立つってのは正直タイトルからもうバレバレ(笑)
これはもう、湖畔のマリニアと対なんだろうねぇ。
フロリーが「ヤガに行きたい」ってヴァレリウスに訴えてる時、
ヴァレリウスがフロリーに滅茶苦茶イライラしててちょっと笑った。
ていうか、フロリーの一言一句にこっちもイライラしてるから、
ものすごーくヴァレリウスに共感できちゃうんだよねぇ。。。
「もういい、フロリー、お前はいいからさっさと退場しろ〜!」みたいな(^^;)
一方、グインとすーたんのお別れは…
すーたんが大好きな「グインのおいちゃん」が、すーたんの事をすっかり忘れてる状態てのは、
やっぱりちょっぴり切ないです。
また、グインがどことなくすーたんの事をほのかに覚えてるのが…
#横でフロリーがグダグダ言ってなければ、もっと切ないシーンだったろうに(^^;)
それにしても、まだすーたんが2歳児で本当に良かった。
これが完全に物心ついてたら、すーたんの将来は完全に第二のイシュトヴァーンだもんなぁ。
作者に愛されると不幸になるので、これ以上すーたんは作者に愛されないで欲しいものです(^^;)
さて、次にすーたんが登場するのはいつなのかな…
最後のミロクの足音は、要するにミロク教の動きが段々あやしげになってきた、と。
今までは単なる信者同士の互助会っぽかったものが、いわゆる「教団」になりつつあるらしいと。
でもって「偉大な指導者」が現れるとかいうあやしげな話で今回は終わるワケですが…
なんか、タダものではない赤子→すーたん
そのすーたんがフロリーに連れられてミロクの聖地ヤガへ行く→将来的に「偉大な指導者」かも?
とかって変な先読みをしてみたくなったりなんかして(^^;)
だって、フロリーのマネだとは思うけど、すーたん、途中でミロクの祈りをちらっと口走ってるし…
って、まあ全然関係ないとは思うんだけど・・・
初期の頃は単なる変装の方便だったミロク教が、
中原の情勢にどう関わってくるのか、って言うのはちょっと気になるところか?
で、原稿ストックは本当はこの次の121巻までで、
と思ってたら、作者様、グインを2巻分入院中に書上げた・・・らしい。
121巻は通常通り6月発売。