ネタがないので、本の話でもするか(^^;)
えーと、ここ3週間くらいで買った本。
文庫
クリスチャン・ジャック
「光の石の伝説3 パネブ転生」
「光の石の伝説4 ラムセス再臨」
高橋克彦
「火怨−北の燿星アテルイ」上下
栗本薫
「グイン・サーガ外伝17 宝島」上
マンガ系はチト割愛。
光の石の伝説は、ちょっと前にも書いたけど、古代エジプトのお話。
王墓を築く職人達の住む真理の場(デル・アル・メディナ)を舞台に、
ラムセス2世の晩年辺りからラムセス3世まで、7人のファラオが乱立することになった動乱の時代を、
自分の信念とマアトに忠実に真理の場を守り、導き続けた人々の物語。
早くこの作者の新作出ないかなぁ・・・
「火怨」は、高橋克彦の作品の中では陸奥蝦夷シリーズとでもいうのかな?
大河ドラマにもなったから知ってる人はいると思うけど、
「炎(ほむら)立つ」、あれの300年位前のお話。
陸奥から黄金が出たから、といってそれまで蔑視していた蝦夷をたいらげて、
蝦夷の土地を思うがままにしようとする朝廷と、
自分たちの祖先からの土地を守り抜き、自分たちの楽土を作ろうとする蝦夷たちとの、
長い長い興亡のはじまり。
この前に「風の陣-立志編」ってのがあって、
続編出てないけど、「火怨」のプロローグみたいな位置づけだと思ってる。
そして「炎立つ」へと続き・・・
さらに「天を衝く」と言うのがあるらしいんだけど、文庫化されてないので未読。
中身について言うとネタバレになっちゃうので、
読んでもらうとして。。。。
タイトルの付け方がうまいなぁ・・・と思う。
「風の陣」
「火怨」
「炎立つ」
「天を衝く」
風が吹いて・・・火がおきて・・・燃え上がって炎が立って・・・そしてその炎が天を衝きあげる・・・
タイトルを見るだけでも、蝦夷の熱い意地と心意気が伝わってこないか?
これ読んだあとに、東北行って彼等の息吹を感じてみたい、と思うのは私だけではないと思うぞ。
「宝島」に関しては、まだ上巻でしかないので割愛。
それにグインの外伝だし、解説するだけで疲れるから(^^;)
もうすぐ、ハリポタの4作目が発売だから、
そのうちそれもここに出てくると思う(^^;)
今のうちに1〜3作目を読み直しておこうかな。