少女小説界の巨星と日本SF界の巨星、堕つ・・・

・・・氷室冴子と野田大元帥、何も二人いっぺんに逝かなくたっていいじゃんか・・・

「なんて素敵にジャパネスク」などの少女小説で一世を風靡(ふうび)した作家の氷室冴子(ひむろ・さえこ、本名・碓井小恵子=うすい・さえこ)さんが6日午前9時、肺がんのため都内の病院で死去した。51歳だった。告別式は10日午前9時30分から東京都新宿区早稲田町77龍善寺。喪主は姉、木根利恵子さん。

個人的にはこの方の文体はあまり好きじゃありませんでしたけどね。
「なんジャパ」はリアルタイム世代(ああ、トシが・・・)だし。
でも、ストーリー的には嫌いじゃなかったし(だから「なんジャパ」は漫画版のが好き)、
やっぱりお亡くなりになるとそれはそれでショックですな。

野田昌宏氏(のだ・まさひろ、本名・宏一郎=こういちろう=SF作家)6日、肺炎で死去。74歳。告別式は9日午後0時30分、東京都文京区関口3の16の15東京カテドラル聖マリア大聖堂。喪主は弟、玲二郎氏。

つか、個人的にはこっちの方がショックなんだけど!
なんで読売新聞の扱いは氷室冴子よりちっちゃいのよー(むきーっ!)。
正直、小学校の時この方のキャプテン・フューチャーと出会ってなきゃ、
多分海外SF(というかスペースオペラか)には興味持たなかったと思うのですよ、ワタクシ。
こないだ全集揃えといてよかった。。。
でも、うわーん、大元帥のキャプテン・フューチャー別巻の発売、また遅れちゃうのかなぁ・・・(泣)
創元でもハヤカワでもいいんで、大元帥全集でも出してくだせぇ。
欲しい。
お二方のご冥福をお祈りいたします。
あと、これでちょっと栗本薫がガックリこない事も祈る・・・