ここ最近音声編集のお仕事がやたら多いです。
それも、ハムだのハウリングだののノイズが乗りまくったマスターからノイズを消すってゆー、
しちめんどくさいお仕事。
ま、原因はミキサーのゲイン上げすぎなんで、
支店担当者を厳重注意すれば改善できることなんですがね。
#といっても直らないんだが(^^;)
めんどうなのは、ノイズ消しの作業。
元々がDVDなので、やたらと工程が多いです。
DVDからDVCAMに落とす→ノンリニアに上げる→wav書き出す
→wavを波形編集ソフトで編集→ノンリニアに戻す→DVCAMに落とす→DVDにする
と、全部で7工程。
なんでこんな手間のかかる事をしているかというと、リップシンクの問題があるから。
音だけPCに上げて編集するだけならそりゃ工程減らせるけど、
それだと口と音を合わせるのがめんどくさい。
その点、一旦ノンリニアに上げてwavで書き出しておけば、
尺さえ変えなければあとで戻してもほぼずれない。
だからこのやり方でやってるんだけど、
難点は一番肝心の音編集にかかるまでに元の尺の倍の時間がかかるってことだなぁ…
と、それはさておき、音編集の作業。
通常だとノイズゲートやノイズリダクションで処理するんだろうけど、
ウチの場合はこれをやると講師の声が小さい所とかも消しちゃう可能性が高いのです。
だもんで、イコライザーでノイズが一番強い周波数だけカットするしかないという…
ハウリングなんかは中心で鳴ってる音とその反響音(残響音)だけなので、
中心の音の周波数さえわかれば割と処理しやすいですな。
特に一番最近のやつはハウリングの中心がオクターブ下のソの音でわかりやすかったし、
講師の声もそこからちょっと外れてたので、比較的声の音質も変わらずに処理。
#基本的にはGraphicEQかParagraphicEQで処理
一番厄介なのがハム…っていうか、ウチの場合は倍音だらけだからバズになるのかな?
めちゃめちゃ倍音だから、中心の周波数消すだけじゃだめなんだよぅ(泣)
この場合、中心より上と下を消した方がマシに聞こえるから不思議。
でも、高音と低音をしぼると中域が強調されちゃうので、講師の声がこもるんだよね(嘆息)
おかげで、ノイズと音質変化のギリギリのところの見極めでいつも悩みます。
最終的には、サンプルいくつか作って、当の講師に選択してもらうようにしてますが。
使ってる端末もソフトも遅いおかげで残業増えるし(泣)
もう少し効率のいいノイズの消し方ないかなぁ。
ってゆーか、音声編集端末新しくしたいよぅ(泣)
ProToolsかSoundForgeの新しいの、買ってくれって申請しようかな…
#フリーソフトでも結構消せるのあるけど、仕事で使うのはまずいし…
仕事と全然関係ないけど、個人的には自宅にこれが欲しい(^^;)
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でもPC買い替えの検討の事もあるし、また貯金せにゃなぁ。