ということで、昨日は本の紹介をしましたが、
今日は本に掲載されているプラグインのご紹介を。
特に今回は、DB壊れた事件をこいつのおかげで比較的簡単に復旧できたので、
ぜひとも紹介せねばなりませぬ。
但し、本プラグインは書籍購入者限定プラグインのため、ダウンロードページは紹介しません。
あくまで使い方のみをご紹介させていただきます。
#使いたかったらこの本を買ってね(^^;)
ということで、ご紹介するのはmt-backupプラグイン。
機能としては
- カテゴリーを階層構造そのままでバックアップ&復元
- テンプレートのバックアップ&復元
です。
MTの標準機能ではカテゴリーのバックアップができないし、
テンプレートはせっせとコピペしないといけない。
とにかくこのあたりが死ぬほどめんどくさいので、
このプラグインの存在は大変ありがたいです。
使い方&インストールも非常に簡単だし。
<インストール>
- BigPAPIが必要なので、BigPAPIがない人はインストール
- 本にあるURLからプラグインのアーカイブをダウンロードします(URLはここではナイショ)
- 解凍すると以下のようなファイルができるので、それぞれをアップロード
- mt-backup-cat-tpl.cgi→mt.cgiと同じ階層
- BackupCatTpl.pm→mtのディレクトリ\extlib\FJ(なかったら作る)
- mt-backup-cat-tpl.cgi→mtのディレクトリ\plugins
- mt-backup-cat-tpl.cgi→mtのディレクトリ\tmpl\cms
- mt-backup-cat-tpl.cgiのパーミッションを変更(通常は755とか705)
- mt.cgiと同じ階層にbackupディレクトリ、backupディレクトリの中にはcatとtplディレクトリを作る
#別にbackupディレクトリは後でもいいんだけど、インストール時に作っといた方が忘れないからね(^^;)
MTの管理画面でプラグインを確認して、
Backup categories and templatesっていう表示があればインストール完了。
続いて使い方。
<バックアップ>
管理画面の右下、ユーティリティのところなんですが、
エントリーのバックアップ用メニューの下に「バックアップと復元」という項目が増えてます。
ここをクリックすると、下のような画面が表示されます。
んで、
- カテゴリーをバックアップしたい時→カテゴリーのバックアップ
- テンプレートをバックアップしたい時→テンプレートのバックアップ
をそれぞれ選択します。
選択すると、次はこんな感じ(画像はテンプレートの場合)。
ここで、ファイル名やメモは任意に変えられますが、必ずファイルの拡張子は.cgiにすること。
あと、中身がわかるようなメモにすること。
んで、OKだったら実行ボタンを押すと、今度はこんな画面が表示されます。
これでバックアップは完了、インストールの際に作ったディレクトリに保存されました。
<復元>
バックアップってのは復元できなきゃ意味がありません(笑)
ということで復元方法。
ま、ここまでの流れを見ていただければお分かりかとは思いますが、
ユーティリティ→バックアップと復元→テンプレート(もしくはカテゴリー)の復元まできたら、
あとは必要なバックアップファイルを選択して実行ボタンを押すだけです(笑)
ただ、ここで注意しないといけないのは、
復元した場合、現在のテンプレート(またはカテゴリ)は上書きされる
ということです。
これだけは、くれぐれもお忘れなきよう。
普段はうっかりやっちゃわないように、バックアップファイルはローカルで保存しておいた方がよいでしょう。
あと、バックアップはどうしても丸ごとになるので、
必要な分だけ復元したい場合はバックアップファイルをちょこちょこっと編集してあげればOKです。
#但し、激しく文字化けしているはずなので編集にはTeraPad推奨(^^;)
ということで、とっても便利なバックアッププラグインのご紹介でした。
エントリーのバックアップはMTの標準機能でできるし、
テンプレートとカテゴリーのバックアップもこのプラグインでOKだし、
あとは設定値(mt-config.cgiじゃなく、ブログの公開設定とか)をバックアップできるようになると、
サーバーのお引越しや再インストールが楽になるんだけどなー。
うーん。