先週購入済みだったですが、どうも今回は記事を書く気力がわかなくて(^^;)
紅鶴城の幽霊 栗本 薫 早川書房 2007-06 by G-Tools |
えーっと恒例英語タイトルですが、これはまたあとで。
#今手元にないので(^^;)
THE CRYPT OF THE CRIMSON CRANE
「深紅の鶴の地下室」とのこと。CRIMSON CRANE=紅鶴城の固有名詞と考えれば、
「紅鶴城の地下室」かな。でも、これじゃ幽霊じゃなくて「もう一つの王国」の方だよね(^^;)
つーか紅鶴城は「べにづるじょう」なんですかね。
それとも「こうかくじょう」なんですかね。
いっつも出て来るたびに悩みますわ。
では、ネタバレ行きます。
ということで114巻ですが…表紙の人物はフロリーなわけですが、
ぶっちゃけ表紙が全てですな。
今回はなんとまあ珍しい事にフロリーが主役。
と言ってもおいしい話や楽しい話があるわけでもなんでもなく、
単に「フロリー受難の巻」なわけですが。
#これまでも受難だったって? いやまあそうなんだけど
で、グインもリギアもブランもスーティも出番ほんの少し。
ほとんど丸々フロリーってのもなんだかなぁ。
しかし、どーもこの人はサドとマザコンの心をくすぐるみたいです。
だもんで、クムの三バカの生き残り、タリクからちょっかい出されてみたり、
それで激怒したタイス伯(&ユラニアの三ブスに匹敵するタイス伯の娘)に捕まってみたり…
常にフロリーが「すいません」だの「私なんて」だのって言ってるのを聞いていたので、
だんだん読んでてイライラしてきました(^^;)
どーもリギアには(ナリスへの執着以外は)共感できるけど、
フロリーみたいなタイプはダメだなぁ…
#それも今回記事書くのが遅れた一因かもしれん。
ところで、肝心のタイトルである「紅鶴城の幽霊」ですが、怪奇現象ではありませんでした。
てゆーか、なんてこたぁない、どうもフロリーから見たマーロールのようです。
#まあ、確かにマーロールの存在そのものが怪奇現象みたいなもんだが
しかし、マーロール、出番少ない割には随分タイトルに絡んでくるなぁ。
「魔剣士」しかり、「もう一つの王国」しかり…
ところで、6月・7月・8月と久々月刊グインな模様。
7月は外伝21「鏡の国の戦士」…確かハンドブックかなんかに掲載されてたヤツの文庫再録と思う
8月は本編115「水神の祭り」…モビルスーツVSタイガーマスクの頂上決戦か?
の予定。
うーん、この展開だと今回はいつものセリフがいえないよ(トホホ)
まだ読んでなかった・・・というか、最近は本屋でパラパラ立ち読みが多くてさ〜。
私もリギアは好きだよ〜。
あの作品世界の女性キャラでは、イリスやリギアが好きかな。
あと、名前ド忘れしたけど、アムネリスの親友だった船乗りの姫さん。
静御前より巴御前の方が遙かに好きだしね(笑)
一緒に戦う!ってタイプだな〜。
後方支援じゃなくて。
フロリータイプは自分の思い通りになる女性がいい、
という男性にはウケるんだろうけどね。
私もニガテっす(^^;;
ほう、出ましたか。そうですか。フロリーさんですか。
昔、まっとうに侍女をしていた時は、まさかここまででばるとは到底思ってもみませんでしたとも。ええ。
私、わりとこういうタイプ嫌いじゃないかもしれません。
なんの悪意もなく、比較的どんくさく、むしろ善良すぎて引かれるくらいで、全く無意識に状況を良くしたり悪くしたりしつつ、必ず誰かに助けられながら、最後の最後に立っているかもしれない人。まっ先に足手まといになり、早々にこの世から退場しそうに見えて、最後の最後まで生き残って皆の菩提を弔ったりしてそうな人。
そばにいたらイヤ(笑
>Soniaさん
イリスとリギアは私も好きです。
>アムネリスの親友だった船乗りの姫さん
アレン・ドルフュス(だったと思う。ドルフュスだかドリュフスだかドリュフュスだったかあやしいけど)もいいですな。
しかし、アレンがアムネリスと仲良しってのがよくわからん…
私、アムネリス嫌いだし。
フロリーは…友達になりたくないなぁ。
いたら張り倒して「しゃんとせいっ!」って言いたくなる(^^;)
>ゆん
グイン世界の中では長寿な脇役キャラなので貴重だけどねぇ。少なくとも巻数が一桁の頃から出てきてるわけだし。
#忘れられた脇役、お亡くなりになった脇役のことを考えると破格の扱いだと思う
#某コーヒー青年の哀れさといったら…(涙)
>なんの悪意もなく、〜(中略)〜最後の最後まで生き残って皆の菩提を弔ったりしてそうな人。
わはは、ひどい言い方だ(爆)
でも事実だが。
栗本作品は大概「いつ死んでもいい」って人が死ななくて、
「死にたくない」って人が非業の死を遂げる事が多いし(笑)
フロリーもホントに生き残りそう。
>そばにいたらイヤ(笑
さっきも書いたけど、側にいたら絶対友達になりたくない。
張り倒してそうだ。
先日マイミクになったギタリストさんが、
栗本先生の旦那さんとバンドを組んでいました。
まあ、びつくりでした。
しかし、旦那さん。女装してギター弾いてはるし。
これまた、びつくり。