LenovoのSR630でESXiのSANブート構成しようとした時に、VMware Docsの手順を実施しようとして、
何度[Ctrl] + [Q]を押してもQLogicのFast!UTILがどうしても立ち上がらなくて、ディスク見えなくてハマった時のメモ。
元記事
この例では、ESXi を SAN ブートするように QLogic HBA を設定する方法を説明します。この手順では、QLogic HBA BIOS を有効にし、選択可能な起動を有効にし、起動 LUN を選択します。
とりあえず、当時のツイート
今までESXiの入れ先はUSB/SD/腹持ちのどれかばっかりで、SANブートやったことないから不安で不安で仕方ないんだよぅ、、、
— Irana Til Ark (@irana_gmw) October 27, 2019
うん、案の定見えないし。
SAN SWまでは通ってるから、HBA側か、ストレージ側か、どっちだろう…— Irana Til Ark (@irana_gmw) October 28, 2019
原因判明。UEFIモードだと、ストレージ側のWWPNを手入力せにゃならんかったらしい。PCI スロットの OPROMをレガシーに変更して、初めてBOOT設定可能になった。。。
そんなもん、某L社のサポート資料のどこ漁っても資料も記載もないんだけど、どーゆーこったい!!!!!— Irana Til Ark (@irana_gmw) October 28, 2019
そして一番参考になったのが某F社の資料だという体たらく…
まあ、元々某L社、というかその前の某I社時代から、IA系サーバのドキュメントの記述は雑だったから仕方ないと言えば仕方ないんだがなぁ。。。(ちなみにRAIDツールは某H社の資料の方が役に立った)— Irana Til Ark (@irana_gmw) October 28, 2019
ということで、UEFIで起動すると、QLogicのFast!Utliは起きてくれません。
UEFIモードでWWPNとか設定する方法もあるにはあるんだけど、その場合はパラメータが全部手打ちになるので、できればFast!UTILを使いたい。
そーゆー時は、「HBAが刺さってるPCIスロットのOPROMだけ」をレガシーモードにしてあげると、Fast!UTILが起動してくれる。
ちょっと時間がたっちゃったからうろ覚えなんだけど、SR630(というか、多分Lenovo ThnkSystem系全般)のOPROMの設定は、
一旦再起動してLXPM(Lenovo XClarity Provisioning Manager)を立ち上げて、
「UEFIセットアップ」→「システム設定」→「デバイスおよびI/Oポート」の「Optoin ROM実行命令の設定」
からレガシーモードにできた筈。
具体的な手順を覚えてなくても、ヒントとして残しておくだけでも多分、きっと、意味はある。