Veeamのバックアップジョブ設定で「Restore points to keep on disk」を「7」にしててもバックアップファイルが「7」以上できちゃうという謎挙動。。。
何でそんな事になってるのか調べてみたら、バックアップファイルとリストアポイントの関係をVeeamの公式フォーラムで見つけたので、自分なりにまとめてみた。
要は、
リストアポイントの対象に増分が含まれている場合、元になるフルバックアップファイルを保持してないとリストアできない
から、リストポイントが増分のみだとしても、ファイル実体としてのフルバックアップファイルは残す必要があるって話で。
リストアポイントが「7」の場合をまとめたのがこの表(画像。クリックすると拡大)。
こんな感じで、「7」の場合は、最大瞬間14個のファイル、しかもフルバックアップを2個含む状態が発生するというわけ。
まあ、増分バックアップが終了した時点で古いファイルは削除されるから、あくまで瞬間14個なだけだけど…
なので、設計時にあまり深く考えずに
- システムとデータ区別なく何でもバックアップ取る
- 保持数の数字をめっちゃでかくする
- 全ジョブ同じ日にマージさせる
とかやらかすと、バックアップストレージがあっという間に逼迫して阿鼻叫喚な事態が発生するので、くれぐれもご注意。