二人のガスコン

佐藤賢一の小説。
佐藤賢一は、「傭兵ピエール」と「ジャガーになった男」しかまだ出てなかった頃に読んで、
すっかりそれっきり忘れてた作家。
(ちなみに、傭兵ピエールは今マンガになってどっかで連載されてる)
実はその後「王妃の離婚」で直木賞を取ってたというのをつい最近知った、
てか「王妃の離婚」が直木賞作品なのは知ってたのに、
作者が佐藤賢一だったのを知らなかったという(笑)
主な作品は西洋歴史小説。
日本人では割と珍しいタイプかなぁ? と思ったんだけど、
なんでも、東北大学で西洋史の修士号を取ってるんだそうで。
経歴を知ると、納得できる。
多いのは中世フランスだけど、「剣闘士スパルタクス」とか「カエサルを撃て」なんかの
古代ローマモノも書いてたりする。。
自分が買って手元に置いてるのは「王妃の離婚」「双頭の鷲」そしてこの「二人のガスコン」。
「傭兵ピエール」「ジャガーになった男」は古本屋にうっぱらった(笑)
まあ、他の作品はとりあえずどーでもよくて。
とにかく、「二人のガスコン」の話。

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