最近本のレビューがグインばっかりだ(^^;)
ということでおなじみのグインのお時間です。
本日出勤途中で購入&読了。
快楽の都—グイン・サーガ 110 栗本 薫 早川書房 2006-10 by G-Tools |
今回の英語タイトルは、
THE CAPITAL OF CORRUPTION
「頽廃の都」ってとこかな?
なんとなく「快楽の都」よりも、今回の舞台になってるタイスにふさわしいかも。
芸人一座の珍道中はまだまだ続いておりますが、
今回は大して衝撃的なネタはありません(笑)
さすがに芝居のシーンも少なかったし。
前回散々書いて満足したのかな?
しょっぱなにグインがまたつるつると大嘘こいてて、
マリウスが目を白黒させてますが、
豹頭おぢさんが口が立つのは今更どうでもいいですな(笑)
まあ、強いてネタにするなら、
- タイス伯のキャラが気持ち悪い(笑)
- 1章丸々タイス観光案内
- スイランは竜の歯部隊よりもドライドン騎士団の人間くさい(マルコじゃないだろうけど)
- どうも次の巻からしばらくジャンプ化(笑)しそうだ
ってところでしょうか(^^;)
タイス伯は貧相なチャイニーズマフィアとでも申しましょうか(笑)
本気でキモイので、余り触れたくありません(^^;)
タイスは…オイラ的には江戸期の吉原を強く感じたけど、
あとがきによると更に新宿二丁目(をい)+雄琴(をひ)+渋谷+歌舞伎町+祇園だそうな。
新宿二丁目は確かにあるかもしんないけど、祇園にしてはちょっと下品な気がするなぁ。
吉原+新宿二丁目+雄琴+香港の方がしっくりきそう。
しかし、この人はどうしてこう猥雑なシーンを書くのが好きなのか…(笑)
特に男色ネタの時の文章の生き生きとしてることったら(爆)
#この人の書く酒場のおやじさんは結構好きだけどね
#筆頭、ゴダロとっつぁん
スイランがドライドン騎士団じゃないかってのは、
- チチアに通ってたことがあるらしい(ドライドン賭博が好きだったらしい)
- スーティの父親の正体を知ってるっぽい
- スイランが知ってるグインに匹敵する戦士→イシュトっぽい
ってところかな。
沿海州出身っぽいし、竜の歯部隊だったら多分2番目と3番目のネタはないと思うんだよね。
強いて言えば3番目はゼノンって線もあるだろうけど…なんかしっくりこない。
カメさんからなんか指令を受けて、護衛についてるドライドン騎士団ってのが一番ありそうだなぁ。
ジャンプ化しそうだってのは、要するに闘技場に突入する気配が濃厚ってこと(笑)
きっと111巻あたりからドラ○ン○ールみたいに延々とトーナメントの描写が続くんだろうなぁ…
ということで、いよいよ12月にゾロ目の111巻が出るけど、
ド○ゴンボ○ルを読むつもりでいた方がよさそうな予感(笑)
待て、次号。