グイン・サーガ外伝21巻 鏡の国の戦士

へこんでいても記事は書く。書くのだ。
さて、グイン外伝21巻、久々豹頭おじさんの登場です。

4150308942 鏡の国の戦士 (ハヤカワ文庫 JA ク 2-22 グイン・サーガ外伝 21)
栗本 薫
早川書房 2007-07

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タイトルだけ見ると某水○良のリ○イシリーズみたいですな(笑)
あれは戦士じゃなくて魔法剣士だけど、
「○の国の○○」っていう名前付け法則が…
あ、ちなみに英語タイトルは
THE WARRIOR IN WONDERLAND

…不思議の国の…ってアリスかよ!
まあ、邦題も「鏡の国の〜」だしなぁ、どう考えてもアリスだよなぁ。
これでアリスを連想したヒトには、微妙にネタバレてる気が(笑)
ところで、今回は時系列でつながった三本立ての短編集です。

  • 蛟ヶ池…2004年 グイン・サーガ・オフィシャルナビゲーションブック
  • 闇の女王…2005年 SFマガジン
  • ユリディスの鏡…書き下ろし

今回、「蛟ヶ池」と「ユリディスの鏡」はほぼいつも通りの体裁(4〜6章構成で章タイトルなし)ですが、
珍しく「闇の女王」は各章にタイトルがついています。
しかも、ファンタジーもの(というか中国ものかな)によくありがちな、
「○○をし、▲▲すること」みたいな感じの章タイトル。
これは今までのグインではなかったので、とても珍しいかな。
やっぱSFマガジン掲載だからちょっと変えてみたのかな?
さて、ではネタバレ行きます(今までのはネタバレではありません、ネタフリです(笑))


時代設定は七人の魔道師(外伝1巻)のあと、
なんと今うだうだやってる本編よりも全然未来のお話。
で、舞台はケイロニアだし、懐かしキャラが2名(4人…?あれはヒトじゃないからいいか)出てくるし、
おまけにグインがマトモだし、
なんだか久々に「グイン・サーガらしいグイン・サーガ」を読んだ気が(笑)
まず、懐かしキャラその1。
ランゴバルド候ハゾス。
といっても、舞台がケイロニアに移るたびにちょこちょこ顔出しますけどね、彼は。
なんせ本編が非常識な人(いや、人じゃないのも混じってるか)だらけなので、
普通の常識人な彼が出てくるとちょっとホッとします(^^;)
まあ、彼のグインへの忠誠っぷりは普通じゃありませんが(笑)
 #「ユリディスの鏡」を読むとよーわかる
続いて懐かしキャラその2。
実は蛟ヶ池にも登場するので、ハゾスさんより先に出てくるんですが…
やっぱしこの人はあとまわしにせねば(笑)
なんと…なんと…「七人の魔道師」でグインの愛妾になった、
ヴァルーサちゃん再登場
彼女もコーヒー青年に勝るとも劣らないほどの放置キャラでしたが(調べてみたら26年ぶり)、
まあ、地下牢じゃなくて幸せな状態での放置だったから良しとしましょう。
相変わらず元気モノでグイン一途なヴァルーサちゃん、好感度高し。
 #彼女はリー・ファ系だな
しかし今のところ登場は外伝のみで、本編にいつ出てくるかわからないのが…
しかも栗本の場合本編に出てくると死んじゃいそうなのが…
さらにヴァルーサちゃんにニュースがありまして。
グインの子供を懐妊中!!!!
しかも、「ユリディスの鏡」は、
グインの子供が生まれる!
ってところで終わってるデスよ。
どこまで極道なヒキをすれば気が済むんじゃ、栗本ぉぉぉぉぉ!
…昔からだけどさorz
でも、本編なら二ヵ月後には続き読めるけど、
外伝でやられるとなぁ…
しかも、本編と七人の魔道師をつなぐ伏線がちらほらと。

  • ヤンダル・ゾックとキタイで対面してる筈のグインが「七人の魔道師」でヤンダル・ゾックを知らなかったり
  • シルヴィアとの結婚生活がどこまで破綻して、無事にヴァルーサが愛妾になれたのか

っていうあのチグハグさですな。
こんなとこ(外伝)で埋めなくていいから、
早く本編進めてくださいよ?みたいなもどかしさがありまくり。
 #なんかシルヴィアは死んだんじゃないか、と思われる記述がちらほらと…
本の内容そのものは、ネタバレ当初に書いた通り、
久々にグイン・サーガらしいグイン・サーガを読んだかな、と言う気分。
本編の話の進まなさ加減(もういい加減タイス編はうんざりだ)に比べるとどれほどすっきりするか。
…栗本さん、いい加減にタイス出てってくんないと、そろそろファンも怒るとオモウヨ?
8月は本編115巻「水神の祭り」の予定。
…待ちたいような待ちたくないような…うーん…
【おまけ】
七人の魔道師—グイン・サーガ外伝(1)
栗本 薫
4150301301

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