ドラマ版「信長のシェフ」第一話

原作が好きなので、ドラマ版第一話見てみました。

信長のシェフ|テレビ朝日

原作は、週刊漫画TIMESで連載中のマンガ「信長のシェフ」。

現代のシェフ、ケンが目覚めた先は戦国時代。
彼は自分の記憶を全て無くしており、京で鍛冶屋を営む夏に拾われる。
記憶喪失のケンだが、料理の事(食材知識や調理法)、
食材知識に伴う歴史背景に関しての記憶はあり、
当時の食材で様々な料理を作り、京で評判になる。
そして上洛していた信長の目に止まって…

というのが原作の冒頭部分。

信長ものでタイムスリップと言う似たようなシチュエーションだと、ゲッサンの方で小学館漫画賞を受賞した「信長協奏曲」の方がメジャーかもですが、私はシェフの方が好きです。

原作コミックは既刊5巻、1/16に6巻が発売になります。

信長のシェフ 1 (芳文社コミックス) 信長のシェフ 1 (芳文社コミックス)
梶川 卓郎 西村 ミツル

信長のシェフ 2 (芳文社コミックス) 信長のシェフ 3 (芳文社コミックス) 信長のシェフ 5 (芳文社コミックス) 信長のシェフ 4 (芳文社コミックス) 信長のシェフ 6 (芳文社コミックス)
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原作のレビューはその内書くかもしれないですが、今回はドラマ版のお話。

ドラマ版は1/11(金)の23時15分から放送開始しました。
公式サイト見てケンがジャニな時点でめちゃくちゃ不安を感じながら(笑)見てみたけど、大筋としては悪くない感じ…かな?

第一話としては、原作の第三話まで。
エピソードはある程度拾ってますが、原作と違う点としては、

  • ケンが追われていたのが軍ではなく野盗(はぐれ兵だったのか?)
  • 現代のシェフは五人タイムスリップ、うち一人が冒頭で死亡の筈(「あと三人」の台詞がある」)だが、それを匂わせるものがない
  • ケンが最初に作る料理は同じだが、何故か夏の家に秀吉が逃げこんで来て、夏とケンが戦闘に巻き込まれる
  • 初っ端から森可成と明智光秀が出てくる(キャラ紹介のためか?)
  • ケンが投獄される
  • 夏が渡すケンの包丁が一本きり(原作では4種セット)
  • 料理対決のあとの湯漬けのシーンがない(予告によるとドラマ第二話で出てくる模様)
  • フロイスと信長の問答シーン、原作1巻94~95ページは全部再現して欲しかった。特に信長のモノローグ「風体 顔かたちは違えど~」は大事。
  • ケンが信長のための料理をつくるたびに「いざ参らん、戦国のキュイジーヌ」ってつぶやく(料理の鉄人かよ!「アレ!キュイジーヌ!」は「行け!料理!」だし…)
  • 光秀がやけにケンに絡んできて、ラスちょい前でやたらと未来のことを知りたがる
    (お前は5巻の顕如かよ)

な位かな。
まあ、ドラマなのである程度改変は必要だと思うし、概ね許容範囲。
ただ、やっぱりフロイスと信長の問答シーンは全部再現して欲しかったかとは思う。

あと、頻繁に「いざ参らん、戦国のキュイジーヌ」って台詞が出てくるのはホントーに勘弁。
これ、毎回の決めゼリフになるような悪い予感がしてたまらない。

続いて最大の問題、キャストに関して。
ケンが顔だけでなくキャラもガキっぽい…(泣)
何故に主役が玉森なのか。
どうしてもジャニ使わなきゃいけないのであれば、
個人的には松岡昌宏の方が良かったなぁ…
原作の風貌にも比較的近いし、演技もそれほど悪くないし、そもそも料理できるし。

信長、及川光博(どうしても「ミッチー」とは呼べない。ガッコ時代を思い出すとどうしても「おいちゃん」になるし)は意外に似合ってたけど、原作と比べるとちーと線が細いやね(^^;)
所謂「信長の肖像画」には結構似てるかもです。
声も高めだし史実の信長には近いのかもしれん。

夏は可も不可もなく。
志田未来、おっきくなったねぇ(笑)

秀吉はゴリがやってるけどキャラ的にはまずまず。
顔立ち的には似合いすぎ(笑)だけど、惜しむらくは背が高すぎる。
でも、背が低くてサル顔、という条件であっても、
「シェフ」の秀吉のキャラは岡村だとなんか違うので、
キャラ面からいえばゴリでいいとは思う。

森殿、宇梶剛士だと…ちともっさり過ぎる気がするのよね。
悪くないんだけど、なんか髭が無精髭にしか見えないし…
第一話の段階ではまだ顔見世程度でロクに台詞がないから見た目印象だけなので、
今後印象は変化する可能性はあります。

ルイス・フロイスにダニエル・カールをあてたのには驚いた。
山形弁じゃないダニエル・カールはとっても新鮮(笑)。抑えた演技が○。
但し、フロイスは当時37歳の筈なのに、
ダニエルは53歳だからちと老け過ぎではありますな(苦笑)

そして、第一話当時足利義昭のとこ常駐の筈なのに、何故か出まくってる明智光秀。
キャストが稲垣吾郎とは…orz
いや、吾郎ちゃんの芝居は嫌いじゃないっすよ?
顔も、もう少し老けてたら原作の光秀に似てるかも、てな雰囲気でしたよ?
ただ、キャラ付けが…チャラいというか、いけ好かないっていうか、
なんかどっかイッてるぽいというか…orz
光秀ってドラマによって穏やかで理知的タイプとか嫌味タイプとか色々あるけど、
原作は理知的タイプなのにドラマ版は嫌味タイプな感じなのがすごくイヤ。

原作単行本はまだ本願寺参戦~森可成戦死のあたり。
オチも全然見えないけど、ドラマはどこまでやるんだろう?
単行本が3~4ヶ月毎の刊行として、
ドラマで毎話単行本の3話分とか使ってると…どの位で追いつく計算だ?

1巻が7話、2巻以降9話ずつ収録で5巻まで43話。
6巻も9話とすると、現時点でのストックが52話=ドラマ18話分程度?
一ヶ月4週とすると4.5ヶ月分だから、7巻出て少し経ったくらい…
なんだ、思ったより早く追い着いちゃうな。

てことは、どっかでオリジナル展開入れて伸ばすか、
オリジナル展開で終わらすか、のどっちかか…
どっちにしても微妙過ぎる…orz

それでも23時枠とは言え、マンガ原作のタイムスリップものとは言え、
超久方ぶりに民放地上波で時代劇、しかも戦闘シーンのある新作はある意味貴重。
 #堺雅人の「大奥」は時代劇だけどある意味恋愛ドラマだもんな

原作が好きな作品なので、もう少しドラマ版も見続けようとは思いますです。

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