ドラマ版「信長のシェフ」第二話

第二話見てみました。
今回は北畠戦までなので、概ね第8話(2巻の頭)あたりまで。
#まだしばらく追いかけるつもりなので、「信長のシェフ」タグをつけてみました(笑)

…相変わらず改変がひどい。
多少のストーリーの前後や料理の差し替えはともかく、
キャラ設定まるっと変更はいかがなものかと。
もはやケンは諦めたが…(苦笑)
あ、やっぱり「いざ参らん、戦国のキュイジーヌ」は毎回のキメでありましたとさorz

今回の改変で気になるのは以下3点。

  • 夏が鍛冶やめて料理手伝ってる(出番増やすため?)
  • 秀吉に原作の愛嬌がない、イヤーな奴になってる。
  • 蘭丸が可愛くない上にヤンキー臭い。

特に夏が鍛冶やめちゃってる&蘭丸がでかすぎるので、
蘭丸の五歳の祝いの宴エピ&鏡エピが無くなってるのが非常に残念。
しかも戦にまでついて行くなよ、夏…orz
阿坂城にもしゃしゃり出てくるし…

秀吉は未だに愛嬌のない、単なる喚き立てるウザキャラ。
ゴリはゴリなりの愛嬌あるのに、このドラマではそれがまだ活かせてない。
今後変わる可能性あるのか…?
阿坂城での大鍋エピ、お礼言うシーンも可愛くない。

蘭丸は…なんか「ヤンチャ」の意味を履き違えてるなぁ。
どっちかってーとヤンキー系「ヤンチャ」になっとる。。。
キャストは 関西ジャニーズJr.…ってまたジャニかよorz
美少年ってだけでジャニ引っ張ってくるのは勘弁…
まだ加藤清史郎の方が「演技」するだけ遥かにマシ。
#あれはあれで結構鼻につくけど(^^;)

あ、即席湯漬けは北畠戦の中食になってた。
おかげで大鍋は単に湯沸しにしか使われなかったという…
#あれだったら大鍋である必要ないじゃんね
正直、即席湯漬けは個々で持ち運べるから意味があるのであって、
ケンが一晩で全軍分作って持ってくのはとっても無理があるだろに。
冷や汁なら具材放り込むだけだからまだどーにかなると思うけど。

宇梶の森殿はだいぶ良い感じ。
もう少し髭をそれっぽくして欲しいとこではあるけど、安っぽい付け髭つけるよりはマシか。
でも、ケンが「森さん」呼ばわりはどーかと思うぞ。
そこはせめて「森殿」にしろと。

及ちゃんの秀吉、相変わらず見た目はそれっぽいけど迫力がない(^^;)
鮭尽くしの湯漬け~「敦盛」も、伊勢神宮エピの後の「敵ではないからだ」も、
威厳ってか威圧感がないので軽いんだよなぁ…
見た目が悪く無いから惜しいんだが…やっぱ声に力がないのかねぇ。
#史実の信長の声は割と甲高かったらしいが…

本田博太郎の北畠具教はとっても良かった(笑)
特に「自分が無知かもしれない」「信長に文化でも遅れを取っている」って時の絶望感あふれる顔。
#本田博太郎は顔芸が素晴らしいよね(笑)
折角権中納言らしく着飾ってたんだから、もう少し髭を整えておいて欲しかったけど。

あと、てっきり削られると思ってた阿坂城での「向かってくる者は~」の後の母子連れエピがちゃんと残ってたのは評価ポイント。
でも、鏡エピをなくして夏が戦場に着いてきたっていうマイナスポイントがでかすぎるので、
評価的にはマイナス推移(笑)

第三話はいよいよ足利義昭登場。
原作での足利義昭といえば顔芸が特徴(笑)なので、
『リーガル・ハイ』の杉浦検事こと正名僕蔵にとっても期待しております。
あの人も結構(顔)芸達者だからなー。
「ま まろやか~~~」がどう表現されるのかが楽しみすぎる。

あとは「可成 しっかりついてこい」エピは入るのかどうか。
「何故森殿が信長に惹かれるのか」をケンが理解して、
「俺は信長の料理人だ!」に至る重要エピなので、
あれが入ってなかったらこのドラマ見限るかもなぁ…
まあ、ドラマ版のケンじゃ、エピ入ってても理解したとは思えないかもしれないけど…