火星のプリンセス(合本版)

ついに手を出してしまいました(^^;)
今日読む本がなくてさー、本屋さんに行って延々1時間悩んだ末に買ってきちゃったんだよねー(^^;)
火星のプリンセス—合本版・火星シリーズ〈第1集〉
エドガー・ライス バローズ Edgar Rice Burroughs 厚木 淳
4488601391
3作合本版の1作目しかまだ読めてないんだけどね。
 #1冊1700円もするから、4冊いっぺんに買うの無理だし、、、珍しくゆっくり読んでるよ(^^;)
バローズとかハミルトンとか、この頃のSFっておもろい。。。
今日は眠いから買ったことだけ報告。
あとで追記に作品紹介買いときます。


12/27追記
とりあえず読み終わりました。
うーん・・・やっぱ古典SF(てゆーよりも空想科学小説って方が正しいか)っておもろい。
もんのすごくざっくり言っちゃうと、
地球の南北戦争時代、南軍の士官であるジョン・カーターが、
何故か火星に転移してしまい、そこで繰り広げられる冒険活劇です。
火星には緑色人、黒色人、赤色人、黄色人、白色人ってゆー色んな種族がいることになってます。
1作目の「火星のプリンセス」は、
いかにしてカーターが転移して、赤色人国家の一つ、ヘリウムのプリンセス、永遠の美女デジャー・ソリスと出会い、
その愛を勝ち得てヘリウムの王子になり、また別れて地球に戻るまで。
2作目の「火星の女神イサス」は地球時間の10年後。
火星に戻ったカーターが、息子カーソリスや緑色人の一派サーク族の皇帝タルス・タルカスと共に、
死の都と火星の女神イサスの信仰を打ち破り、旧来の迷信から火星を解放するも、
今度はデジャー・ソリスが囚われの身となってしまい、また離れ離れになってしまうまで。
3作目の「火星の大元帥カーター」は、時系列的に「火星の女神イサス」の半年後。
別れ別れのデジャー・ソリスを取り戻し、前回のホーリー・サーンの残党を倒して、
最後に全ての王を統べる者、火星の大元帥となるまで。
 #その割には続編でポロポロと新しい種族が出てくるが(笑)
ここまでで、ジョン・カーターが主人公の三部作がひとまず幕を閉じます。
異邦人が不屈の闘志と超人的な身体能力と強靭な意志で自分の道を切り開き、
裸一貫からさまざまな試練を乗り越えて王女の愛を得て王様に。
SFってゆーより、典型的な英雄譚ですね。
んで、「英雄には試練がつきもの」という原理原則(笑)に従って、
「それからふたりはいつまでもしあわせにくらしました」的な結末じゃないです。
一旦ハッピーエンドに見えた瞬間、そこから「これでもか」ってな感じで試練が降りかかります(笑)
「火星の大元帥カーター」で最終的にはもちろん勝利するわけですが。
んでね、、、もう火星シリーズって、グイン・サーガの元ネタの宝庫ですよ。
前々から栗本さんがこの作品(その他にもコナン・ザ・グレートとかたくさんあるけど)に影響を受けてグインを書いたのは知ってても、
残念ながら手に取る機会がなかったんですけどね。
今回念願かなってようやく読めて満足満足。
まず、突如として現れた異邦人ってところで既にグインでしょー?
名前も、ウーラだのドール谷(悪魔じゃなくて地名ですが(^^;))だのタルーだのタリオだの、グインに出てくる名前一杯でしょー?
「火星の女神イサス」に出てくるイサス神殿とかサーンの都市なんかもろに「イリスの石」のゾルーディアでしょー?
んでもって、これは!と思ったのが「火星の大元帥カーター」のラスト。
ジョン・カーターが裁判に引き出されて、罪を裁かれるのかと思いきや、
そこで満場一致で火星の大元帥に推戴されるわけですが、
これってほとんど「サイロンの豹頭将軍」のあのシーンじゃないですか。
元々面白い作品なんですが、こういうグインとの関連性を考えながら読むと面白さが倍化します。
特に、初期のグイン(本編も外伝も)はこの作品に影響受けてるなーって感じがします。
なので、特にグイン読みの方で、まだ読んでないって人には是非是非オススメしたいです。
もちろん、グイン読んでない人でも非常に面白いのでぜひぜひどぞどぞ。