出張中にAmazonから届いた角松の新作アルバムです。
遅ればせながら、ようやくレビュー書く気力が。
Prayer(初回生産限定盤) 角松敏生 BMG JAPAN 2006-07-26 by G-Tools |
こっちは通常版。
Prayer 角松敏生 by G-Tools |
オイラが購入したのは初回限定版です。
ちなみに、初回限定版のおまけの豪華48p写真集は、
微妙に探偵物語な角松です(笑)
#もう一回めくっててさっき気がついたけど、
表紙に「TOSHIKI KADOMATSU DETECTIVE AGENCY」って書いてあった(笑)
#ホントに探偵物語でやんの(笑)
で、中身ですが、久々に繰り返して聞きたいアルバムかも。
1. UGAM
角松のアルバムではお約束のOvertureです。
千秋嬢のコーラスがメインな沖縄風。
2. Movin’
「Lunafairymeana」…?いや、「生足の駝鳥」+「煩悩Rolling Stone」風だな。
だけど、アコースティックロックじゃなくてちゃんと角松してる。
ピアノソロがカッチョいいです。
3. You made it
久々にブラスが一杯な曲。
お酒飲んでクダ巻きながら(笑)聞くのが似合いそうな曲
#本人の歌い方が微妙に酔っ払ってるとも言う(笑)
「リカー!」っぽいかな。
4. 恋の落とし穴
タイトルがタイトルなだけに、「ドアの向こう」みたいなムード歌謡風かと思ってしまいました(爆)
でも、実はアップテンポな曲。
イメージは明るい「The night with you」かな?
#リズムパターンは「浜辺〜」なんだけどね(笑)
一番このアルバムの中でひねくれたメロディーラインの曲かな。
好きだけど。
5. Still know nothing at all
角松スタンダードな3連バラード。
こういうのはうまいですね、やっぱり。
前作の「5000マイルのカウンター」より好き。
6. かなし花
こないだの25周年ライブで披露した曲。
千秋嬢のコーラスと三線が響くんだけど、意外と沖縄っぽくない。
音はSmileよりもこっちの方が好き。
歌詞はSmileの方が好きだけど。
7. 日照雨 <SOBAE>
「浜辺の歌」と「マレビトの浜」を合体させて、
昔のインストのイントロっぽいのをくっつけた曲(笑)
典型的な夏歌です。
8. アイシテル
ミドルテンポのバラード…の部類だと思う。
Incanatioの「Ways」っぽい曲。
でも、あれよりももっとサウンドは角松色。
#・・・抽象的でスマン(^^;)
9. Mannequin
イントロ聞いたときから何かに似てるな〜と思ってずっと考えててようやく思い出しました。
「I must change my life & love for me」とTIME TUNNELの「匂い」に似てるんだった(笑)
ものすごく角松色な曲ですね。
こーゆーの好きだなー。
10. 黙想
ピアノオンリーのバラード。
千秋嬢とデュエットなんだけど…
デュエットも悪くは無いけどこれはソロで聞きたかったかなぁ。
なんせ千秋嬢の声の方が角松よりトーン強いから、
こういう静かな曲でのデュエットって力負けしてるし(笑)
11. Prayer
最近の角松はこーゆー曲が好きだねぇ。
メジャーコードとマイナーコードの違いこそアレ、
コード進行及び曲のパターンが「Gazer」や「How is it?」にそっくり。
#重ねて歌おうと思えば歌えるぞ(笑)
まあ、オイラはこの手の曲は好きだからいいけど(笑)
あと、おしまいの方でラップが入ってて、
「おおうっ、久々角松っぽい!」と思って歌詞カードを見たら、
なんと石垣島の方言ラップでした。
やるな、角松(笑)
12. Smile(album version)
アルバムバージョンはアカペラスタートで少し長め。
オイラはシングルバージョンの方が好きかも。
13. 初恋 (2003.11.15 YOKOHAMA ARENA) special track of remembrance
この曲聴くと理性が飛びます。
・・・うわああああん、青木さんだよぉぉぉぉ(T_T)
とっても青木さんらしいベースの音が泣けます。
#個人的にはBEST OF LOVEが聴きたかったんだけどなぁ…
#リベンジのDVDは一体いつになったら出るんだろう…
えー、ということで、各曲のざっくりとしたレビューでございました。
「何々風〜」っていうのが多いのは、、
私の印象として、解凍後あたりから散々試行錯誤してた音がようやく落ち着いた感じがするせいです。
#TIME TUNNEL〜PAST&THENまでの角松テイストがうまくミックスされたと言うかなんと言うか
さすがに節目の25周年ってところ?
Incarnatioの時って、なんかああいう出雲〜沖縄音楽を取り込むというより、
逆に影響受け過ぎて取り込まれてる感が強かったのよね。
材料もてあましちゃったというか、料理方法よくわかってなかったっていうか。
今回よーやく角松らしさが戻ってきた気がする。
#もちろん、Incarnatioにも好きな曲あるけど、
オイラが好きなのはGazerとかAIJINとかWaysあたりの、出雲っぽくない曲だったしな
まあ、ここ最近の傾向として相変わらず歌詞が抽象的で博愛的なのは微妙ですが、、、(^^;)
あと、ドラムとギターの音はかなり好みでしたが、
ベースの音がやっぱり気になるですよ。
何しろ一番最後に青木さんでしょ?
他の曲と比較しちゃってしょーがない。
決して松原さんや山内さんがへたくそなんじゃなくて、音ですわね、音。
なんかなー、今回全体的に「ベースが地味(埋もれ気味)」だと言う印象が拭えないのよ。。。
やっぱし相性かねぇ?
#なので、「青木さんの音で聞きたかったな〜」って曲もある(^^;)
だから、「恋の落とし穴」が好きなのは、一番音(の色)のバランスがいいせいかも。
なんにせよ、今回は久々に褒めたくなる(笑)アルバムです。
もちろん賛否両論はあると思いますが。
少なくとも今日丸一日全曲通して聞いてても「コレもう嫌だよー聞きたくないよー」って曲がないので、
それだけでも十分かと(笑)
#前回どうしても「5000マイルのカウンター」は聞く気になれなかったんだよね
こちらで試聴ができますので聞いてみてください。
#Amazonじゃ試聴できないんだよねー。
アフィリ貼るなら試聴もできれば嬉しいのになー。
TSUTAYA online / MUSIC – Prayer
気に入ってくださった暁のご購入は是非当サイトから(笑)
いつもながら、読み応えのあるレビュー、ソンケーです。(^_^)
私は、専門的なことは全くわからず、感覚だけで聴いてる・・・(笑)。
アホがばれるから、こんなコメントしかできず、スミマセン。
「初恋」、同意。
>momoshowさん
ほえ?
オイラもほとんど好き嫌いの感覚だけよ?
それと角松の曲と声とを頭の中で組み合わせて「この曲合ってるー」「何か変ー」ってうだうだ言ってるだけっす(笑)
あとは、古い曲や解凍後の曲を改めて聞きなおすと、
「あ、これ同じじゃん」とか結構気がつくからね。
マジでGazerとHow is it?とPrayerは重なりますぞ(笑)
#A→A’→B→サビとA→B→サビ、位の違いはあるけど、
それを除けばコードの進行の仕方はマヂ似てる
3. You made itは、どなたかのブログの感想でありましたが、
スティーリー・ダンって感じですよね。
まあ、ガッドだし(笑)
>4. 恋の落とし穴
>#リズムパターンは「浜辺〜」なんだけどね(笑)
まあ、どっち叩いてるのも同じガッドだし(爆)
今、このアルバムの好きな曲は、
(13は、スペシャルトラックですから、別格として)
11.Prayerと4.恋の落とし穴が同率1位、
次に7.日照雨
3番手グループが2.Movin’と9.Mannequinという感じです。
Smileの中川さんのトロンボーン・ソロ(今日のNo Name Horsesでも、むちゃむちゃかっこよかったすよ)、
日照雨の本田さんのEWIソロが好きですね〜
IncarnatioでもEWIソロを取り上げてましたが、
そういう角松さんの嗜好は好きですね。
はっ!
HONEYPIEさんにこっちにコメントもらってたの気づかなかったよ(^^;)
>スティーリー・ダン
あー、そうかも。
まあ、ガッドだし(笑)
>まあ、どっち叩いてるのも同じガッドだし(爆)
あ、そういやそうか!(爆)
↓のサイトのインタビューで「ガッドに叩いてもらうからこんな音で…って言ってたけど、こーゆーことだったのか(爆)
MUSICSHELF
mixiにも書きましたが、
いまんとこ同じく初恋は別格として、
恋の落とし穴とMannequinが同率、
かなし花とPrayerが同率、
Still know〜と日照雨…じゃなくてアイシテルですね。
ここ最近では比較的好きな曲は多めです。
ただ、曲調がワンパタ気味なのがちょっと気になるところですね。
#私が「〜風」って書いたのが多い事でもおわかりかと…