10時間ドラマ「忠臣蔵 瑤泉院の陰謀」

毎年恒例、今日はテレビに張り付きな日です(^^;)
今年はこれ。
新春ワイド時代劇 忠臣蔵 瑤泉院の陰謀
お散歩の後母方ばーさまを迎えに行って、
その後テレビ見っぱなし(爆)
忠臣蔵だからばーさまにも平気かと思って一緒に見てたら、
役者が知らない人ばっかり(そらそーだ)でつまらんそうな(^^;)


まあ、基本は忠臣蔵なんで中身については多くは語りませんが、
やっぱりキャストにはツッコミをいれねば。
本来主役は阿久里(稲森いずみ)で、大石内蔵助(北大路欣也)と柳沢吉保(高橋英樹)が準主役。
だけど、出てくるたびにその全てを吹き飛ばして笑わせてくれたのは、津川雅彦の綱吉公(爆)
てか、勘弁してください、あの舌っ足らずなマザコン…
なんで「即日(そくじつ)切腹じゃ!」が「そくじちゅ」になるですか、綱吉公…
#そのほかにもでちゅまちゅ言葉多数
#念のために言っておきますが決して津川さんの滑舌が悪いわけではありません
#綱吉公が興奮すると舌っ足らずになるという設定のようです
あと、いくら母上(桂昌院)との会話だからって「ぽんぽん痛い」って…上様が「ぽんぽん」って…orz
おかげでシリアスな筈の忠臣蔵の途中でお笑いホームドラマが度々展開されて(^^;)
NHK大河ドラマの「八代将軍吉宗」(こっちも脚本ジェームス三木)の綱吉公(やっぱり津川さん)も結構キテたけど、
こっちの綱吉公の方が更にキテました。
やっぱりすげえよ、ジェームス三木(違)
と、それはさておき、他の方々。
高嶋政信の内匠守は、松の廊下のときにもすこし目が逝ってて欲しかったかな。
特に、心因性ストレスで時々ブチキレの発作起こすっていう設定だったし。
ふだんのおおらかな感じはとってもよく出てたけど、
ちょっとエキセントリックさが足んなかったような。
江守徹の吉良上野介は…言うことないです。
強いていうなれば、似合ってて気持ち悪いです(笑)
稲森いずみの阿久里は…どうも一昨年の大河(義経)の常盤御前にキャラかぶるねぇ。
結局どっちも稲森いずみで仇討ち系だからかな?
まあいいや、綺麗だったから(笑)
北大路欣也の内蔵助は、さすがに3回目の内蔵助だし貫禄だし、討ち入りシーンとかはいいんですが、
年食ったせいか、顔がかなりシワシワでキモクなってきてます(泣)
あのカオで奥方様に「月下の百合」だの「雨に打たれた芙蓉」とか言うのやめて欲しい…
高橋英樹の柳沢吉保…ゴツ過ぎてとても側小姓から出世したとは思えません(泣)
同じ大老でも酒井雅楽頭とかならまだわかるけど、あれが柳沢吉保〜?
仙石伯耆守だった榎木さんと入れ替わって欲しかったわ、ワタシは。
柳沢吉保は細身の人だと勝手にイメージしてるので(笑)、
高橋英樹だとゴツイし、あと怜悧って感じじゃなくなるんだよなぁ。
やっぱしあのぶっとい眉がいけないんだろうか(笑)
腹が黒くてつかみ所のない感じは悪くないんだけどねぇ。
#これも一昨年の大河の御館(藤原秀衡)に通じるような…
役者さんたちは上手だったので楽しかったですよ、ええ。
視点が主に阿久里からのものだったので、逆に四十七士の細かいエピソードをバッサリ切ったから、
後半は比較的冗長にならずにすんでたし。
ただ、前半は…いくら阿久里が主人公とはいえ、
内匠守と阿久里のエピソードはも少し減らしても良かったかも。
それにしても、あのシワシワ大石と阿久里の間に慕情(恋情?)が芽生えてたのはキモクていやだったなぁ…
北大路欣也がも少し若けりゃ文句なかったんだけど…

10時間ドラマ「忠臣蔵 瑤泉院の陰謀」” に8件のコメントがあります

  1. は〜い、あけおめでことよろ。
    >だけど、出てくるたびにその全てを吹き飛ばして笑わせてくれたのは、津川雅彦の綱吉公(笑)
    俺は好きなんだよなぁ、津川雅彦の将軍役って。
    ちなみに、「葵徳川三代」では家康役だったことをお忘れでは?
    討ち入り後から見始めたんだけど、2時間たっぷり楽しませていただきましたわ。

  2. 少しだけ見ましたよ。
    綱吉を見ていて「シャレにならん」と思ったですが、そう思ったのは私だけではなかったようで(;^^)。

  3. >しろちゃん
    はいはい、あけおめことよろ。
    年賀状は今日書くからゆるして(^^;)
    >「葵徳川三代」では家康役だったことをお忘れでは?
    同じ綱吉公つながりで「八代将軍吉宗」を出しただけで、忘れてませんて。
    あの家康公は好きだったもの。
    ただ、「戦国自衛隊・関ヶ原の戦い」での家康公は汚かったなぁ…
    長門裕之の本多正信も汚かったし…
    一応戦の最中ってことで、ヅラがぼさぼさだったせいかな?
    私も津川さん演じる徳川将軍は好きよ?
    基本的に津川さんが徳川将軍を演じる時は(それが何代将軍であれ)チェックしてるつもり。
    ただ、今回の綱吉公は…(^^;)
    にしても、同じ役柄でもあれだけきちんとわけられてるのはすばらしいと思うわ。
    >トリスさん
    あけおめでござる。
    でちゅまちゅ言葉の綱吉公には勘弁ですな(^^;)

  4. 新春ワイド時代劇 「忠臣蔵 瑤泉院の陰謀」

    見始めて20分、いきなり感動に襲はれて涙をこらへきれなくなつてしまつた。
    その場面とは・・・

  5. 親孝行な將軍さまだつたのは史實なんでせうけど、あの幼兒言葉のやうなのはやめて欲しかつたかなあ。
    最初は「お公家言葉」なんだらうと思つてゐましたが、おなかのことを「ポンポン」といはれて、呆然としました。
    それに、津川雅彦の綱吉つて前にも見たやうな氣がします。
    あ、「八代将軍吉宗」でしたか!
    配役をかへて欲しかつたといふのが正直なところですね。

  6. 忠臣蔵瑤泉院の陰謀

    10時間ほとんどみました。ほとんど・・・というのは、入浴、夕食などで第2部で1時間ちょっと見なかったというところです。

  7. みなさまとはどうも意見が違うみたいだけど・・・。
    僕はあれは好きだなぁ。
    「ぽんぽん」のところは見なかったけど(どうせなら見たかった!)、吉保に向けたなんか伺うような視線とか、いかにも
    「甘えて育ったボンボン」ぽくていい演技に見えたのはぼくだけ?

  8. > 仙丈さん
    あ、はじめましてでございます。
    てか、TBいただいた上にこちらへのご出張ありがとうでございますm(_ _)m
    お公家言葉は「ごじゃる」であっても「でちゅ」にはならんでしょう…
    つか、「ぽんぽん」については、桂昌院が「ぽんぽん」と言ったのに合わせてる感あり。
    実の所その瞬間に吉保と綱吉公、顔を見合わせてませんでした?
    「いい年した息子にぽんぽんかよ」みたいな感じで。
    ただ、都合が悪くなったから母上に合わせて「ぽんぽん」を繰り返してただけ、みたいな感じでしたね。
    にしても、興奮した時のでちゅまちゅはいただけんですが…
    >しろちゃん
    いや私は演技そのものを否定してるわけじゃないってば。
    津川さんの演技には何度も大笑いさせてもらったし。
     #シリアスなドラマが一瞬にしてホームドラマに変化するのが非常に素晴らしい(爆)
    ただ、脚本時点でのキャラクター造形がどーよ、って気はするだけさぁ。
    「甘えて育ったボンボン」にも程度があるなー、と。
    ジェームス三木の脚本はどこまでアドリブなのかがわからないのが怖い…

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