昨日のエントリで書いたクローン携帯の件ですが、
誤報との事です。
厳密にはクローンではなくローミング時の誤接続とのこと。
11月23日、読売新聞が「クローン携帯の不正使用をドコモが確認した」と報道したが、真相はクローン携帯ではなく、海外の携帯電話事業社が国際ローミング時の認証を正しく行っていなかった、ということのようだ。
ドコモの「クローン携帯は技術的に不可能」という見解は変わらないようです。
それでも、
携帯電話には、電話番号だけでなく、キャリアが管理のために用いる、IMUIという個別の番号がある。このIMUIと、端末とネットワークが持つ認証キーで、接続に関する認証を行っている。ただ、海外の携帯事業者の一部の交換機では、例外的にこの認証を行わない設定になっているものが存在し、かつ解約済みのFOMAカードに書き込まれているIMUI番号と同じIMUI番号が契約中の状態で、通話を接続してしまったために誤接続と誤課金が発生した。
※ドコモでは当時解約後半年程度経過したIMUI番号を再利用していた
ということで、厳密に言えばクローン携帯じゃなくても、
番号の再利用と、ローミング時の無認証という穴をついた不正利用であることは変わらないとは思うんだけど…
そんなんで過剰請求された人はかなわんがな。
ドコモユーザーとしては、「クローン携帯云々」はわかったから、
こーゆー不正利用とか、通常の誤請求とか過剰請求とかをなくすように頑張ってほしいものです。
11/25追記
CNETの記事の方に、誤接続防止に関するドコモの対応が出てました。
同社は、当該海外キャリアに対し個別に交換機で認証を実施するよう依頼。国際会議でも注意喚起と改善依頼を行った。また所定の認証を行わない交換機から、NTTドコモ側の交換機への接続を拒否する機能を追加し、誤接続を継続して監視しているという。
結局現在発覚してるのが6件、ってことでそれ程多くないから、
迅速な対応とはいえるのかな?
FOMA D902iから企業を見る
ニュースで報道されているので、ご存知の方も多いと思いますが、NTTドコモはら発売されているFOMA D902iの電池が異常発熱を起こすと言う問題が発覚した。