世の中変わった人が多いようで…
カナダのトロント出身の学生、イェゴー・シンプソンさん(19歳)は、『スマッシュマイiPod・コム』(『iPod』(アイポッド)をぶっ壊す)というウェブサイトを運営している。
このサイトを通じ、シンプソンさんは2週間足らずの間に約60人から500ドルあまりの寄付金を集めた。このお金を持って地元のアップルストアを訪れ、米アップルコンピュータ社のiPodを購入し、そのまま店内で粉々に叩き壊す計画だ。その様子と店員の反応をビデオに撮って、シンプソンさんのサイトに掲載するという。
「自分たちの楽しみのために、そしてほかの人たちに楽しんでもらうためにやっていることだ。アップル社への反感を示すためではない。何かを叩き壊したい衝動を満足させることだけを目的としたプロジェクトだ」。シンプソンさんは電子メールでこのように述べている。
気持ちはわからんでもないけどね。
実際欠け茶碗を叩き割ったりする事でストレス解消する人もいるわけだし。
でも、iPodをターゲットにしている時点で「アンチ」だって言われてもしょうがないような気がする。
もちろんモノを破壊するってーことで世の中のご意見は賛否両論真っ二つ。
こんな批判も続出しているそうな。
サイトに送られてきた抗議メールの中でも、とくに辛辣なものを厳選して紹介する抗議メールのページには、こんなメールが掲載されている。「あんたと他のみんなに頼みがある——いつもの薬を過剰摂取して死んでくれ」
また次のようなメールもある。「アップル社は中国人労働者を使ってiPodを製造している。それを買って叩き壊すとは。自分たちのしていることがわからないのか。そんなのは、不当に安い賃金で働かされる労働者の仕事をおとしめる行為だ」
まあ、お金払って買った自分のものをどうしようが、所有者の自由だけどね。
確かに汗水働いて組み立ててる労働者からしてみれば不快だろうなぁ。
これが商品検査ではねられた不良品だってんならともかく、
検査合格して店頭で販売されてる品物だもんね。
でも、完成品を破壊するっていう誘惑に耐えられない人が多いのか、
それともアンチiPod(またはアンチApple)な人々が多いのか。
賛同者からは絶大な支持(とお金)を集めているところが非常に微妙。
確かにここんとこiPodにはこんなケチもついてたりするからねぇ。
「iPod nanoは普通に使っていても画面が傷だらけになって見えなくなってしまう」として集団訴訟が起こされた。
アンチが増えるのもむべなるかな。
ところで、このSmashシリーズ、iPodだけに留まらず、Xbox、PS3、任天堂レボリューションまでターゲットにしてて、既に寄付金も集まっているそうな。
まだ発売されていない機種もあるってーのに寄付する人々って一体…
しかし面白いとは思うけど、積極的に参加する気にならんなぁ、わし。
破壊活動は楽しいから好きだけど、人からお金預かって…てのはなんか微妙すぎです。
なので寄付金募ってまでやるなよ、やるなら自分の金でやれよ、と(^^;)
まあ「このプロジェクトに参加して一緒にカタルシスを味わいましょう」ってことで寄付を募ってるんだろうけど、破壊できるのは自分じゃないしなぁ。
映像見ただけじゃ満足できんしなぁ。
それに、寄付が必要学を超えた場合、その余分なお金はどうするんだ? とも思う。
実際今回は必要なお金が9日間で集まっちゃったそうで、
もう少し寄付の募集期間を伸ばせばiMacが買えちゃうくらいの勢いだったんだそうな。
だったらいっそ現時点での最高機種(G5のデュアルコアとか)が買えるところまで集めて、
それを叩き壊してくれれば一層カタルシスも増しただろうに。
いや、さらに寄付金集めてSHOPの在庫全部を大人買いして大破壊大会を行ってみるとか…
#ここまで来るとほとんど暴徒(^^;)
個人的には皆でお金出して廃ビル買い取って、
上のフロアから順番に壊してくっていうのに惹かれます(笑)
やっぱりどーせ破壊すんなら自分の手でやんないとつまんないしー。
ここんとこ修理屋さんばっかりやってたので、久々に破壊モードに入りたい今日この頃。
だからこんなニュースに引っかかったのかな?
#決して修理するのが嫌いなわけじゃないんだけどね(^^;)
なんか話が取り留めなくなりましたが、ま、興味のある方は上のニュースサイトをご覧アレ。